ジャマイカカントリーサイドで日本人経営のゲストハウス「BREEZE HERE/ブリーズヒア」JAMAICA旅行、観光ガイド、レゲエ、Reggae、ダブプレート制作代行、雑貨卸・ジャークチキン料理

ゲストハウスのあるここの場所「ＣＡＴＡＤＵＰＡキャタドゥーパ」は、ジャマイカ奴隷時代にたくさんの奴隷がプランテーションで労働を強いられていた所であり、大きな奴隷反乱のリーダー・サムシャープの産まれ故郷であることは、こんにちのココ周辺のジャマイカンにもよく知られている。
ジャマイカの奴隷史は私もまだまだ勉強中なのですが、ご近所さんとの会話や近くのクロイドンプランテーションやキャタドゥーパのスクエアー、モンテゴベイのサムシャープスクエアーでその歴史の面影をよく目にする。
昨夜のご近所さんとの会話の中から、この土地「キャタドゥーパ」の名前の由来を知ることが出来たので、ご報告します。

奴隷は白人看守のもとに過酷な労働を強いられていたのだけど、その過酷さのあまり労働に力が入らないとき。。。奴隷は看守によりかなり残酷な体罰を受けていた。
体罰の内容は、ジャマイカ史の書籍「アフロジャマイカン　鎮魂の海に祈る」やジャマイカモンテゴベイにお越しの際にはシビックセンターに立ち寄って見てください。
体罰を受けるときに、体の痛みと共に発する言葉が「ＤＵＰＡドゥーパ!!!」であったのが、この土地の名づけの由来。。。そして悲惨な過去の歴史は、こんにちのジャマイカンももちろん知っていて「俺達祖先はそれでも生き延びてきたから、俺らも何があっても大丈夫」と心の強さを感じる。
悲惨な事実を知ることにより、人は恐怖感や悲しみ惨さなどネガティブな感情に陥りやすい。でも知ることで、人々の行いから学び、勇気をいただき頑張る力になるのだと思った。
そして、ジャマイカンの多くは今日もサバイバルライフを送っているの。過去を知ることは、こんにちの彼らを理解するのに役立つことが多い。

日本の大きな震災から時は過ぎていくけれど、いまは過去の出来事ではない。
これから少しづつ時間の流れと共に、過去になっていくことで人間の心も強くなっていくと信じている体験した人は、より強さを子孫に残していくのだろうと思う。
そして、前からだけど、私は原発反対！
何度も事故を繰り返しているのに、北陸地震の柏崎原発の時からまだ三年も経ってないのに、事故の時にも新しい原発を作ろうとしている事実。作業員さんは事故の度に大量の放射能を浴びているのに。
日本は原発なしでの電気量では生きてはいけないのか？？