ジャマイカカントリーサイドで日本人経営のゲストハウス「BREEZE HERE/ブリーズヒア」JAMAICA旅行、観光ガイド、レゲエ、Reggae、ダブプレート制作代行、雑貨卸・ジャークチキン料理

前回の続きです。
仙台での楽しかった夜や快適ホテルを後にして向かった先は、仙台駅から車で２〜30分ほどの震災被害のあった名取市ゆりあげ地区。｢ちょっと海のほうに黙祷に行きたい」とお友達に話したところ寝不足だっただろうけど案内して下さり恐縮すると共にご縁だったと思いました。
海辺から数kmほどの道路は今でも歪み電柱も曲がった状態で、周辺も津波による浸水被害が大きく車も流れてきたとの事。知人家族は母と一人の子は流され亡くなり、残った父と兄弟も半年経ちようやく少しずつ気持ちの整理がつき始めた所...他に｢ここの消防をしていた同級生も流され...」｢この陸橋に家も車も嵌ったから先まで流されなくて済んだの。この先のホームへ行くのに陸橋の上を歩くしかなくて、栃木のお巡りさんだったかな!?（遺体など流れてくるから）絶対に陸橋の下を見ちゃいけないって言われてねぇ」など話を聞きながら現実を垣間見ては心が苦しくなった。
この日は撤去作業の山（クレーン車が何台も登って作業）が爆発して、若林区という隣の区まで、煙がモクモクと流れてました。

実際に津波で流れた場所は一見空き地のように見えるほど家の基礎コンクリートだけの状態で、一箇所にまとめて壊れ変形した車が並び、道路に打ち上げられた数題の船もそのままだった。今頃は黄金色に穂を付けるだろう田は秋のススキで荒れていた。この中に入ると言葉は出ず溢れる涙...自分をコントロール出来ない何かに包まれてしまい震えと鳥肌と涙だけになってしまって自分がちっぽけで恥ずかしい気持ちでした。
｢お墓もみーんな流されちゃって、価値観って何なんですかね」
この日の火災で通行止のはずが何故か入っていけた私たちの車。ゆりあげの海辺のそこだけ残った小高い神社に到着して見た景色は想像を絶する...震災から半年経った今でも現在進行系INGでした。私はこの場所で黙祷させていただきました。
崩壊してそのままの家やその時まで使っていたお箸やお椀やコップが片隅に置かれ、撤去作業をする方は居た堪れない状況で黙々とされてました。
今現在も終りの見えない作業は続いています。
そして私が目にしたのは被害に遭ったほんの一部で、沿岸は青森から茨城まで。帰りに福島のSAで会ったお友達は｢仙台はまだ片付けられるだけイイんですよ、福島は放射能の関係で片付ける事もできないですからね」。
私が行ってる間にも余震を感じたけど、みんな平気な顔をして笑顔で過ごす心の奥底には当時の恐怖が蘇り、原発被害の福島は放射能を気にしないふりをしてやり過ごすしかなく。。。遠くへ引っ越すことを考えてみても家族を残すわけにもいかず、長い歴史のつながりや、もちろん予算の保証を国がしてくれるわけでもなく．．．というのが現状です。
前日の夜にHypeOn君と話してた中で笑顔で｢これでみんな気づいたんだよね。」という言葉もずっと残ってる。
ジャマイカに居る時から被害にあった地区のお友達が気になっていて｢日本に行ったら行かなくちゃ!」と本能的に赴いた東北。来てくれて本当にありがとう!!って笑顔で言ってくれて、強く抱きしめたし離れるのが辛かった。東北に家族やお友達がいたら逢いに行ってあげてね。
帰りの道中もずーーーっとワンワンと泣いたよ。
強く生きていればまた逢えるし今度帰国の時はポプシと聖も一緒に行くよん♪

長野に戻り温泉に行ったり。
昨日は飯綱山の麓で『山ダンス』

爽快な秋晴れで空気も良く風が気持ちよかった。私がジャマイカに行ってからのこの２年はプロモートや宣伝はせず、月に一度好きな音楽や自然を愛する仲間で楽しんでキープ☆システムも進化して安定した柔らかい良い音でした。
２０人ほどの久しぶりの笑顔に包まれ最高に有難い一日、逢いに来てくれて本当にありがとう(=^0^=)

温泉入ってスライダー?帰りのサカエヤ忘れるなー?

今日はジャマイカで電話インタビューで出演していたSBCラジオさんにお招きいただき、特別にアナウンサーの飯塚さんがSBCラジオとテレビ局内を丁寧に案内して下さりました。いつもリスナーの母も連れて、姉の子達もスタジオセットにぴったり！

他のアナウンサーさんも｢テレビ見ました!」と歓迎嬉しかった☆

ジャパンなぅ。もう少し続くー◎
Jahね☆