ジャマイカカントリーサイドで日本人経営のゲストハウス「BREEZE HERE/ブリーズヒア」JAMAICA旅行、観光ガイド、レゲエ、Reggae、ダブプレート制作代行、雑貨卸・ジャークチキン料理

ゲストさんがカルチュラルだと話が早く展開する。カルチャーに興味がある人とカルチュラルな人との違いかな。。。今週はそんな展開でした。
ゲストさんはエコボランティアでマルーン族の地アコンポンのローカル宅に滞在中、休暇を利用してBREEZE HEREに来てくださったのは２度目。前回はジャマイカに到着したばかりで軽くジャマイカの歴史を話した程度でしたが、今回はジャマイカローカル生活の深い文化から日本とのつながりや意識など時空を越えてました。ゲストさんの意識がジャマイカという日本と異なった文化に触れ日本を見つめ直し、そこから見い出す（見つける）。旅はイイ！！

モンテゴベイのクラフトマーケット。ジャマイカのホテル経営の商店、スーパーマーケットほぼ外資系でそこで働くジャマイカンへは低賃金、売上は外国へ。このクラフトマーケットと店舗を持たず路上や自分自身を店としているジャマイカンへはジャマイカで作ってジャマイカに還元する事につながります。

モンテゴベイのダウンタウンの中心サムシャープスクエアからジャマイカの歴史資料館シビックセンター（入館料150J$）、サムシャープが眠る教会を見学。マーカスガーべィなどほか６人のナショナルヒーロー達はキングストンダウンタウンのナショナルヒーローズパークに眠っています。そしてサムシャープ生誕地であるBREEZE HEREのある場所にも、最近サムシャープスクエアにある銅像と同じものが設置されました。

滞在先アコンポンへ向かう途中のケンジントン。サムシャープの勇気ある行動によりここから開放への道が開けていった。
逃亡奴隷マルーン族の地アコンポン、ポプシとキングストンで出会って初めてデートに誘われて行った場所でもある。それはジャロのシステムが鳴り響き至る所でダンスパーティをしていたすごく楽しいお祭りだったけど、それが逃亡奴隷マルーン族の年に一度の新年祭だ。レゲエはご存知スカ、ロックステディが原型にクミナなどアフリカン文化を使ったドラムや歌、ダンスが発祥ですが、それをジャマイカでも引き継ぎ黒人奴隷の文化として誇りを持ち大事にして行ったのがアコンポンなど山奥深くに逃げ込み生き延びたマルーン族たち。その勇敢な生き方を考えただけでも勇気が湧きます！

ジャマイカ西側でも山奥深く標高の一番高い場所に現在は資料館が建ちガイドさんもいます。当時から聖地としているこの場所までさらに山奥のブッシュで生活していたマルーン族達は片道約４時間かけてブッシュを歩きアコンポンヘ往復していたという。イギリス兵に見つからないように草を頭に巻きつけてカモフラージュしながら。

300年前のアコンポンではマルーン族によるマーケットはもちろん学校や裁判所もあった。信仰心も強く真面目で高潔であったであろうと思った。ナショナルヒーローのナニーの弟であるコジョーを中心に、イギリス兵との戦いはあったがマルーン族は完全なる自治体を形成して大きく強くなっていた。彼らこそが今のジャマイカンの近い祖先たち。

聖地を土地の守りとして衣食住に関しても今でもその文化は根強く残っている。前回ガイドしてくれたローレンスさんはコジョーの親族であり今回もガイドを、私の事も聖の事も覚えていてくれた。足跡帳には３日前に日本の女性が訪れたサインもありました！

私は最近日本ユダヤ同祖人説を見たので、ジャマイカンが古くから信仰するソロモン王の家紋のライオンを見るとこま犬に見えます。羊を使ったホーンは日本のほら貝そのもの。It'a　wonderful！

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