ジャマイカカントリーサイドで日本人経営のゲストハウス「BREEZE HERE/ブリーズヒア」JAMAICA旅行、観光ガイド、レゲエ、Reggae、ダブプレート制作代行、雑貨卸・ジャークチキン料理

ジャマイカの言葉パトワで豚Pigのことをハグと呼びます。

家畜が身近なこちらの生活で、2年前に10匹ほどの子豚を飼い始め豚事業を始めた方がいます！彼ジャッピーは片腕という障害があり、ジャマイカの就職難では仕事はなく長年ロトを売ったり小売をして日銭を稼ぐHuslinの日々、それでもまとまったお金と仲間３人で豚事業を始めました。

始めた時は10匹ほどの子豚ですが、2年経った今では小屋が広大に拡大して100匹以上?(^o^)／毎朝の餌やりの時はブヒーブヒーっと豚声を高々とジャングルに木魂して、そよ風に乗ってときどきぷーんと農耕な田舎のカオリ。。。

一度に10匹ほど産むので、産まれた子豚はみーんなまとまってスヤスヤ眠って、こういう子豚の場所だけで３箇所。豚小屋へ行ってみたこの日は、もう少し大きくなったオス子豚の去勢をしているところでした。

豚小屋ワーカーは子豚を股にはさみ玉の部分にカッターを入れて両玉を切り取り、切った部分を消毒して注射をしてました。去勢を早くにすることで成長をはやめるのだそうです。今では専属ワーカーも居て事業の拡大を感じます。

これから出産を控えた妊ハグちゃんは他の豚に邪魔されないよう個室で管理。数匹の妊ハグちゃんがいます。

産まれた子豚は母豚と一緒に過ごします。

豚は意外とキレイ好きなので汚いところには住めない。ので豚小屋の掃除がとっても大変だと思います。去年のいまごろに来てくださったゲストさん｢やっちゃん」は滞在中にジャッピーと豚小屋の掃除をすると、毎朝早朝に起きてジャッピーとお掃除をしていました。村のみんなは「やっちゃん」を今でもよく覚えてみんなリスペクトしています♪ゲストさんはニワトリや山羊、豚など家畜を見るのがとっても好きですが、家畜のお世話をしたゲストさんは今でもやっちゃんだけ！ジャッピーは今でも事業を拡大してワーカーも増やして頑張っています。

２月のジャマイカはレゲエ月間、ブラックヒストリーマンスの濃厚なルーツが響きわたる真っ只中。昨日はジャマイカのスーパーレジェンド、レゲエの神様BobMarleyの69歳のお誕生日、ジャマイカ島中でバースデーを祝福するセレモニーやパーティーが催されていました。

coming in from the cold(黄泉よりいでて)　

この命の中に　この命の中に　この命の中に　この美しい命の中に　オレたちは宿った

黄泉よりいでて　黄泉よりいでて　黄泉よりいでて　黄泉よりいでて

お前に　お前に　お前に話しているんだ　そう　お前に　お前に　お前に　お前に話しかけているんだ

どうしてそんな見捨てられたように悲しい顔をしているんだい　

片方のドアは人じているけど　もう片方のドアは開いているんだぜ

システムに君の大切な同胞を　みすみす殺させてしまうのかい　そんなことさせちゃいけない

システムに君の大切な同胞を　みすみす殺させてしまうのかい　そんなことさせちゃいけない

システムが君の頭を踏みつけても　君はなんとも思わないのかい　そんなことさせちゃいけない

君が巨人だと思っていた奴は　本当はただの赤子なんだぜ

この命の中に　この命の中に　この命の中に　この美しい命の中に　オレたちは宿った

黄泉よりいでて　黄泉よりいでて　黄泉よりいでて　黄泉よりいでて

お前に　お前に　お前に話しているんだ　そう　お前に　お前に　お前に　お前に話しかけているんだ

どうしてそんな見捨てられたように悲しい顔をしているんだい　

片方のドアは人じているけど　もう片方のドアは開いているんだぜ

（Message from BobMarley-ロバードネスタマーレー詩集 菅野和彦　より引用）

レゲエは特にその言葉に意味があるだけに、言葉の訳し方でかなり意味が変わってくる。その言葉の本当の意味を知るにはジャマイカという地に訪れ感じ取る以外はないかもしれない。それがレゲエだったりする。レゲエを探しにジャマイカに来たゲストさんと導かれ、昨日のBobMarleyの69歳のお誕生日は、彼が生まれ育ったナインマイルにある、彼が産まれ眠る家BobMarleyMuseumへ足を向けた。

ナインマイルはジャマイカ北海岸オーチョリオスから車で1時間以上入った山奥のひっそりとした小さな村。途中のBrownsTownまでは乗合バスが出ているけれどその先は乗合やチャータタクシーでしか行けないので、ジャマイカに訪れるレゲエ、BobMarleyファンでも行ったことが無い人ばかりかもしれない。ナインマイルに行くと、その遠い道のりなだけに、BobMarleyが眠っているその場所は一生忘れられないしもう一度行きたいと思う感動の場所となるでしょう！昨日はお誕生日を祝う村人やツーリストでいつもにない賑わいのナインマイルでした。ゲートの中の駐車場にはお祝いのサウンドシステム☆彡  

いつもよりも多いツーリスト、中に入るとすぐに出てきたカットしたバースデーケーキ。私が手にした部分はちょうどラスタフラッグの部分で嬉しくなりました(^-^)/

museumの中である当時使われていたキッチンを再現して、BobMarleyの歌詞にも出てくるコーンミールポリッジも振舞われていました。白人ツーリストもWeed片手にBobMarleyとの対面に心を躍らせる瞬間！ガイドのTalkingBluesがいい雰囲気である♪

今日は到着した時から閉館近くまで、BobMarleyが使っていた家の脇でツーリストが来ては帰る姿をずっと眺めた。ここで誕生日に来れたことに感謝するとともに、地球を取り巻く世界が穏やかで笑顔であり続けることを心から祈った☆彡

BobMarleyの誕生日が終わる日付が変わるまで、彼のすぐ近くでMetroMediaのサウンドを聞きながらまったり過ごした。まさにナチュラルミスティックが大気に漂っているのを感じたことを、今でも心の中に流れる。。。